2017年12月30日

【映画の感想】『 ゴッホ 最期の手紙 』(その1)





評価:★★★☆☆ すごい映像、観る価値あり。



この映画は、ゴッホタッチの油絵で作られたアニメーションということで話題だが、正しくはゴッホタッチのカラー場面と、写実的なタッチのモノクロ場面という2つで構成されている。

物語は主人公である若い男(アルマン・ルーラン)が、郵便局長である父親から、ゴッホが生前書いた手紙を彼の弟であるテオに渡すよう言われて旅に出るというもの。

主人公アルマンが登場する「現在」がゴッホタッチのカラーで、ゴッホ本人が登場する「過去」がリアルタッチのモノクロで描かれるという分け方になっている。

(僕は買わなかったが)パンフレット購入者によると、どうやらゴッホの死後である「現在」の物語にはゴッホが描いたものが登場するのでゴッホタッチで、生前のゴッホが出て来る「過去」にはゴッホが描いていないものもあるのでゴッホタッチではなくリアルタッチで描くことにしたらしい。

それで思い出したのがチャン・イーモウ監督の『 初恋のきた道 』だ。

というわけで、まずは『 初恋のきた道 』がどういう映画なのかについて書きたいと思う。



カラーとモノクロの意味


『 初恋のきた道 』も本作と似た構造で作られている。

物語は、都会で大企業に勤めている青年が、父親の葬式のため田舎に帰ってきて年老いた母に会う、ところから始まる。

映画は、青年の視点である「現在」をモノクロで、年老いた母親と亡くなった父親との馴れ初めである40年前の「過去」をカラーで描いている。

本作の評論では太田述正によるものがとても面白い。

これは僕が登録している有料メルマガのものだが、ずいぶん前のものなので既に無料公開されている。

僕がこれから書くこともこの評論を下敷きにしているので、その要約を書こうと思うが、これから帰省するのでそれはまた次回ということで。

先に読みたい方はこちらをどうぞ。

なお、帰省するのは正月のためであって、父親が亡くなったわけではない。


太田述正コラム 映画評論32:『 初恋のきた道 』(その1)
http://blog.ohtan.net/archives/52125875.html

太田述正コラム 映画評論32:『 初恋のきた道 』(その2)
http://blog.ohtan.net/archives/52125998.html

太田述正コラム 映画評論32:『 初恋のきた道 』(その3)
http://blog.ohtan.net/archives/52126117.html






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posted by カチハヤ at 13:09| Comment(0) | 映画の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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