2019年09月01日

【 今日のポエム 】『 考える人 』



わからないから考えていると

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わからないから聞くと

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2019年08月29日

【ドラマの感想】『 全裸監督 』シーズン1のまとめ & シーズン2の予想。








【 シーズン1のまとめ 】

いやー、面白かった。


日本のキャスト&スタッフでも面白いドラマできるじゃないの! と久々に喝采を贈りたいですね。


毎度毎度いっていますが、僕は基本的に、人格的に多少もしくは大幅に破綻している人を描いた映画やドラマが好きなんです。


本作の予告編を観たとき、本編を見る前に期待したのは、『 ウルフ・オブ・ウォールストリート 』みたいだったらいいな、ということでした。


常識も法律も踏み越えて、上昇したり墜落したりを繰り返しつつ、それでも最後まで懲りない、そういうドラマを期待していたんですが、それを見事に達成してくれたと思います。


もちろん、『 ウルフ〜 』のレベルまでやってしまうとちょっとやりすぎというか、ついてこれない人も多いという判断もあったんでしょうから、その分だいぶマイルドにはなっていますし、村西とおるという主人公をある意味ポップスター的にヒーローとして描いているところはあって、そんなに綺麗なことばかりじゃないだろとも思うんですけど、それでもここまでやってくれれば大満足ですよ。


日本のドラマにありがちな、観客をバカにしたようなオーバーアクトな演出もほとんどなくて、役者の演技は程よく抑制が効いてましたし、シナリオに関しても、展開の速度や、情報の込め方の密度のバランスが良くてとても見やすかった。


題材がアダルト業界ということで、昨今だと女性を性的に搾取しているように取られがちで、それが観ていてノイズになりはしないかとも思いましたが、そこらへんは海外資本のNetflixだけあって、面白さを損ねないようにしつつ、多方面に気を使って、極力面倒くさい受け取られ方をしないように作られていました。


それを “ 甘い “ と取る人もいるでしょうが、そのお陰でこの題材の作品でありながら男女問わず楽しく観られる作品になったと考えられますし、そもそもそこに気を使わなければドラマ化自体が不可能だったと思うので、制作者としては当然の判断でしょう。


脚本制作にあたっては、麻薬戦争を描いたNetflixオリジナルドラマ『 ナルコス 』の脚本家チームを日本に呼んでワークショップを行い、何度も改稿を重ねただけあって、脚本執筆の際のセオリーをきちっと守った折り目正しい作りでした。


具体的にいうと “ 変化のないシーンは書かない “ ということです。


ポジティブな印象からネガティブな印象になったり、またその逆だったり。


たまたま今思い出したのを例にすると、村西がハワイ刑務所から釈放されて帰国祝いのパーティーをやっていると、そこへ泣きながら奈緒子がやってきたことでトシの不正が発覚し、大喧嘩になるという展開です。


Netflixにはアメリカ以外のドラマもあって、僕も例えばフランスやクロアチアなどのドラマをこれまで観たことがあるんですが、そういったアメリカ以外の国のドラマは、前述の “ 変化のないシーンは書かない “ を含めた脚本のセオリーを、びっくりするくらい守れてないんです。


初心者が書いたのかと思うような脚本が結構散見されるので、それを考えると、トップレベルとまではいいませんが、アメリカのメジャードラマのレベルで十分通用する本作の脚本は、おそらくどの国に持っていってもそれなりの評価を得られるはずです。





【 シーズン2の予想 】

シーズン1の最後で村西が「次は空からエロが降ってくる時代がきます」といっていましたが、これは現実の村西とおるが衛星放送事業に投資した話のことです。


ということは、楽しみですね。


なにがって、この衛星放送事業は大失敗し、彼は50億の借金を背負うこといなるからです。


シーズン2は、この大借金を背負ってヤクザに殺されそうになりながら、なんとか生き延びようと年間700本のAVを制作するという、エキサイティングでファンタスティックな展開が観られることでしょう。


ただ、問題は黒木香なんですよ。


黒木香こと恵美を演じた森田望智は、本作では実に素晴らしい演技を見せてくれたのですが、シーズン1は村西が彼女と2本目のAVを撮影するところで終わっています。


確か、村西とおると黒木香のコンビは現実には2本しか作品を残していないので、シーズン2では作品制作の場面はないということになってしまいます。


作品制作を抜きに彼女を出す方法はないわけではありません。


現実の村西とおると黒木香は(村西さんご本人もおっしゃってましたが)恋人関係にあった時期があり、公私ともに揉め事もあったようなので、描く時代と時期的には合わないかもしれませんが、そのへんはちょっとドラマとしてチューニングすることでなんとかなるように思います。


というか、森田望智はぜひ観たいのでなんとかしてください。


村西とおるの借金を背負ったときのエピソードといえば、ヤクザにダムに連れて行かれて「もう金はいいから、ここから飛び降りてくれよ。そうすれば俺の気が済むから」と言われたことがあり、命からがら口八丁で説得したらしいのですが、このヤクザの役をトシにやって欲しいんですよ。


で、金を返す方法を聞かれて答えに窮している村西にトシが「おっさんがやるなら、エロしかねぇだろ」とシーズン1の名台詞を重ねてくれたら、もう僕は泣いちゃいますね。


とにかくシーズン2の制作決定おめでとうございます。


楽しみです!



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